2016年01月07日

昨年最後の手術

昨年最後の手術はワンちゃんの橈尺骨遠位端単斜骨折のプレート法による手術でした。

当院のプレートでは対処できないぐらい小さなワンちゃん(2㎏)だったため、以前勤務していた大阪の藤井寺動物病院で31日の午後に手術をしてきました。

小型犬の橈尺骨遠位端単斜骨折(前足の手首より上の骨折)は日本では多くみられますが、難易度が高いため都会では専門病院などに紹介されることが多いと思います。

不適切な骨折治療を行うと再手術が必要になることも多いため、一回の手術でしっかりと治す事が一番大事だと思います。

この骨折はギプス単体、もしくはギプス+髄内ピンで対応してしまうと癒合不全(骨がくっつかない)や変形癒合(骨が曲がってくっつく)を起こしやすいため、世界的な整形外科基準ではギプスは推奨されていません。外見では治っているように見えますが手首や肘の関節がずれ、年をとって関節炎で苦しむワンちゃんもいます。

高額な手術になることもありますが、再手術を数回受けて治療するより早く、安価で、なにより動物のストレスが最小限になると思います。

このワンちゃんは手術の次の日には足を着地し元気にご飯も食べています。

暴れるぐらい元気があるため術後管理が難しいこともありますが、それだけ痛みもなくストレスがないということはワンちゃん、飼主様にとってはベストの方法だったと思います。

多くの骨折はは膝の上からやソファーからのジャンプ、抱いているときの落下です。小型犬の飼い主様は骨折には十分にお気を付けください。

oonisi popo

 

 

コメントを残す

PAGETOP